S32 最終8位 脱出パックホウオウでばいばーい!
こんにちは、神谷月音です!
S32は、ホウオウ+ザシアンの構築を中心に使用していました。
メンバー限定配信で使用した構築(チョッキホウオウ)ではあまり勝てなかったですが、もう一つの方の構築で最終8位という結果を残すことが出来ました!
今回は、最終8位を取ることが出来た構築を紹介したいと思います。
最終日の朝6時時点では、レート2105/1位までいくことができたほど強くて安定感のある構築だったと思うので、是非最後まで見ていってください!
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構築経緯
あいまるさんが配信で使われていた、脱出パックホウオウ+ザシアン+珠すいすいガマゲロゲの並びを見て強いと思ったので、この3匹を始点に構築を考えました。
まずは、この並びのどこが強いと思ったのか(使ってみて何が強かったのか)について説明します。
脱出パックとホウオウの性能の噛み合い
脱出パックというアイテムは、能力ランクが下がった時に手持ちのポケモンと交代する効果を持っています。
そしてホウオウは、交代すると体力を1/3回復する特性さいせいりょくを持っています。
能力ランクを自ら下げることが出来るオーバーヒート持ちのホウオウに脱出パックを持たせることで、オーバーヒートの大ダメージをを相手に与えつつ、体力を1/3回復し、更に後攻で動くことが出来れば相手に有利なアタッカーを無償降臨という非常に強い動きを取ることが出来ます。
おまけに、環境にとても多くホウオウの苦手な霊獣ランドロスの特性いかくで脱出パックが発動するので、1度はランドロスに対して無償で有利対面を作ることが出来るのも強いです。
ホウオウと攻めの相性が良いザシアン・ガマゲロゲ
ザシアンとガマゲロゲは、ホウオウの脱出パックから無償降臨させるアタッカー枠です。
ザシアンとガマゲロゲの2体で、ホウオウの苦手なポケモンへの補完がある程度取れています。
また、ザシアンが苦手なヌオーや鋼タイプ・炎タイプのポケモンなどにはガマゲロゲが強いので、ザシアンが通しにくい構築にはガマゲロゲが刺さることが多いです。
次に構築の系統についてですが、脱出パックホウオウ+ザシアンを軸にするのであれば、サイクルよりかは対面で戦う方が強いと思ったので、対面構築で考えることにしました。
その理由は、脱出パックというアイテムは1回きりのアイテムであり、2サイクル目では使うことが出来ないため、サイクルをしていても途中でホウオウの不利対面が出来ると有利なサイクルが出来なくなると思ったからです。
そして、ここまでの3体で対面構築に必須ともいわれるきあいのタスキとこだわりスカーフが余っていたので、これらを持たせて環境的に強い襷悪ウーラオスとスカーフメタモンを採用しました。
最後に、ここまでで崩すことのできないムゲンダイナを筆頭とした受け構築に対して強く、受けポケモンの選出抑制もできるゴチルゼルを採用して構築の並びが完成しました。
個別解説
ザシアン(けんのおう)@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
実数値:193(204)-242(236+)-135-90-135-177(68)
きょじゅうざん じゃれつく でんこうせっか みがわり
いつも使っているHAベースのザシアンに身代わりを採用した型です。
みがわりの枠はインファイトやワイルドボルト・つるぎのまいなど他にも様々選択肢はあると思いますが、今回は特に構築で重めなカイオーガのダイマックス枯らしや、構築で対策の薄いあくびやでんじはなどの搦手に強い身代わりを採用しました。
脱出パックホウオウから無償降臨できた時が本当に強かったです!
ホウオウ@だっしゅつパック
特性:さいせいりょく
性格:ずぶとい
実数値:213(252)-121-154(236+)-130-174-113(20)
オーバーヒート エアスラッシュ めいそう じこさいせい
この構築の主役のポケモンで、MVPです!
構築経緯でも記載した通り、後攻オーバーヒートで相手にダメージを与えつつ相手に有利なアタッカーを無償降臨させる動きがとても強いです。
努力値振りは、ザシアンなどの物理アタッカーに対して非ダメージを抑えて体力をなるべく多く残して終盤に活かせるように、またザシアンをメタモンにコピーされた時の引き先になるためにHBにほぼぶっぱの調整としています。
Sに関しては下からオーバーヒートを打って脱出パックを発動させるのが強いという点では遅いほど強いですが、遅くし過ぎるとダイジェットの強みが生かせなくなるので、+1で最速100族を抜ける20振りとしました。
また、このポケモンの性質上最後の1体に残ることが多いので、めいそう・じこさいせいを採用し、数多くのポケモンに対して詰めの動きを取れるようにしました。
とても強かったのでおすすめのポケモンです!
悪ウーラオス@きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200(252+)-120-74-81(4)-149(252)
あんこくきょうだ インファイト ふいうち ちょうはつ
普通のタスキ持ち悪ウーラオスです。
環境に黒バドレックスが多いので、基本的には水より悪の方が強いと思っています。
ちょうはつの枠はカウンターで使っていましたが、カウンターがなくて負ける場面がほとんどなかったので、構築で重いノーウェポンルギアなどに刺さるちょうはつに最終日の途中で変更しました。
ガマゲロゲ@いのちのたま
特性:すいすい
性格:いじっぱり
実数値:181(4)-161(252+)-95-94-95-126(252)
アクアブレイク じしん パワーウィップ どくどく
普通の珠すいすいガマゲロゲです。
主にホウオウザシアンに一貫のあるカイオーガ入りの構築に対して選出する崩し枠として採用しました。
ザシアンを止めてくるヌオーや日食ネクロズマ、ホウオウなど多くのポケモンに対して強く出ることが出来ます。
どくどくはダイウォールの媒体になるほか、HBサンダーなど構築単位で重めなポケモンに対しての崩す手段として採用しました。
ゴチルゼル@カゴのみ
特性:かげふみ
性格:おだやか
実数値:177(252)-54-116(4)-115-178(252+)-85
アシストパワー コスモパワー わるだくみ ねむる
受け構築対策と受けポケモン選出抑制枠です。
元々HBで使っていましたが、ムゲンダイナ以外の構築にはほとんど選出が出来なかったので、役割対象をムゲンダイナに絞ってHDに変更しました。
わるだくみをいれることで、ムゲンダイナがマジカルフレイム持ちでも時間を気にせずTODが楽になります。
メタモン@こだわりスカーフ
特性:かわりもの
性格:おだやか
実数値:155(252)-61-68-68-110(252+)-68
へんしん
いつも使っているスカーフメタモンです。
主に霊獣ランドロス入りの構築や、ザシアン、バドレックスなどの構築によく選出していました。
軸のザシアンホウオウがランドロスに弱めなので、ランドロスがいるときはほとんど選出するようにしていました。
ゴチルゼルと組ませることで相手が対面寄りの選出をしてくれることが多かったので、このポケモンが上手く刺さるようになっていたと思います。
選出
選出は、伝説枠のザシアンかホウオウから最低1体、ゴチルゼル以外から1~2体を相手の構築に合わせて柔軟に選出するのが基本です。
ムゲンダイナ入りの構築に対しては、ゴチルゼルを絡めて選出をします。
以下に選出パターンをまとめます。
・パターン1 ザシアン+ホウオウ+ウーラオスorメタモン
相手の構築:ザシバド、ザシイベル、ゼルネクロ、ザシホウオウ、ザシルギアなど
この選出が一番多く、汎用性の高い選出です。
初手ホウオウのオーバーヒートから展開することが多かったですが、相手の構築によってはウーラオスやザシアンを初手に出したりもします。
対ランドロス入りには基本ホウオウから入ります。
・パターン2 ガマゲロゲ+ホウオウザシアンウーラオスメタモンから2体
相手の構築:ザシオーガ、オーガジガルデなど
カイオーガ入りの構築など、ガマゲロゲの通りがいい構築に対してはこの選出が多かったです。
初手からガマゲロゲでダイマックスを切って荒らしにいったり、初手ホウオウで脱出してテンポを取りにいく展開もできます。
・パターン3 ホウオウ+ゴチルゼル+ザシアンorガマゲロゲ
相手の構築:ダイナホウオウ、ダイナイベルなど
ムゲンダイナ入りには基本的にこの選出をします。
ムゲンダイナを選出されてゴチルゼルでキャッチできた場合は起点にして裏まで貫きます。
ムゲンダイナを選出されなかった場合はゴチルゼルはクッションになります。。。
重いポケモン
・霊獣ランドロス
ホウオウ・ザシアンのような選出をした時に、上手く数的有利を取れなかった場合に通されやすくなります。メタモンを絡めて選出するのが良いです。
・水高火力ポケモン全般
カイオーガ、水ウーラオス、ガマゲロゲなどは水の一貫があるので上手く通されると崩壊します。なるべく対面処理することを意識します。
ガマゲロゲが通せない構築に入っていると重いです。最終日に当たった時に初めて重いことに気づいたので上手く処理できませんでした。
結果
TN ユウリ 最終8位/2073
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