S27最終11位 ホウオウサイクルくーるくる♪

こんにちは、神谷月音です!

s27は伝説ポケモンを2体まで入れることができるという新しいルールに悪戦苦闘していましたが、なんとか最終日までに構築をまとめることができ、最終11位という結果を残すことが出来ました!

今回はS27で使用した構築の記事になります。

最後まで見ていただけると嬉しいです!

使用した構築はこちらです↓

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トレーナーカード

 

構築経緯

まず、ザシアンを筆頭とした現環境の多くのポケモンに対して有利を取ることができ、ダイジェットをタイプ一致で打つことが出来る伝説ポケモンホウオウに注目しました。

ホウオウの型は環境に最も多いザシアンに対して行動保証を持たせるために、わんぱくHBベースとし、ザシアンと同居していることが多いステルスロック持ちカバルドンに選出を阻まれないように持ち物はあつぞこブーツとしました。

ホウオウの裏に、ホウオウが不利を取るランドロスを始めとした物理アタッカー受けにHBポリゴン2カイオーガやサンダーなどの特殊アタッカー受けにHDトリトドンを置いて回してみたところ、重いポケモンはいるもののある程度安定したサイクルを回すことが出来たので、この3体から残りの3体を考えました。

2体目の伝説枠は、サイクルを崩してくるルギアやジガルデ、ゼルネアスやムゲンダイナなどの伝説に強く出ることができ、ここまでの3体で乏しい崩しの役割も持つことのできるつるぎのまい持ちザシアンを採用しました。

次に、ホウオウと攻めの相性が非常に優れており、上からとんぼがえり→受けという強い動きを取ることのできるスカーフガラルヒヒダルマを採用。

最後に、サイクルを崩してくる積み技持ちのポケモンに強く、ザシアンに対して選出画面から圧をかけることのできる、メタモンを採用して構築の並びが完成しました。

 

個別解説

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ホウオウ@あつぞこブーツ
特性:さいせいりょく
性格:わんぱく
実数値:213(252)-150-154(236+)-117-174-113(20)
ブレイブバード せいなるほのお みがわり じこさいせい 

この構築の軸となる1体目の伝説ポケモンです。

環境トップのザシアンに対してダイマックスを切らずとも居座ることが安定するHBベースの努力値振りとしました。

持ち物は、ステロ展開にも弱くならないようにあつぞこブーツとしています。

技構成は、ダイジェット媒体となるブレイブバード、50%やけどの追加効果が強いせいなるほのお、ヌオーやドヒドイデなどの受けポケモンに対して強く出ることのできるみがわり、突破手段を持たないポケモンに対して強くなるじこさいせいをそれぞれ採用しました。

後述のポリゴン2トリトドンとサイクルを回したり、ザシアンやメタモンと選出して対面的に動いたりすることも出来ます。

「対面」・「受け」・「崩し」・「詰ませ」
どれを取っても高い性能を持った最強ポケモンだったので、選出率は圧倒的No.1でした。

 

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ザシアン(けんのおう)@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
実数値:197(236)-220(76+)-139(28)-90-136(4)-189(164)
きょじゅうざん じゃれつく つるぎのまい みがわり 

ホウオウと並ぶ2体目の伝説ポケモンです。

サイクル選出が難しい、ゼルネアスやムゲンダイナ、ルギアやジガルデ等の伝説ポケモン入りの構築に対して強いです。

上記の伝説ポケモン入りの構築に強く出せるように、みがわりつるぎのまい型としました。

Sは最速エースバーン抜きです。

みがわりは補助技透かし、ダイマックス枯らしできるのが強く、後述のポリゴン2のでんじはとの相性も非常に良かったです。

今回の構築はホウオウでのサイクルがメインなので、ホウオウほど選出率は高くはなかったですが、出した時はしっかりと強さを発揮してくれるとても心強い存在でした。

 

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ポリゴン2@しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:ずぶとい
実数値:191(244)-76-156(252+)-125-115-82(12)
トライアタック シャドーボール でんじは じこさいせい 

構築の軸であるホウオウとサイクルを回す相方としてほぼHB特化で採用しました。

Sはまひ状態の最速ウーラオス抜きです。

ホウオウが不利なポケモンにはポリゴン2が強く、ポリゴン2が不利なポケモンにはホウオウが強い、というようにホウオウとの相性が非常に良いポケモンです。

特性はダウンロードとしています。

ダウンロードにした主な理由は対日食ネクロズマ意識で、イカサマだとダイマックスを切った時に弱いのと、ダイスチルを積まれた後+1シャドーボールの方が高火力を出せる場合が多く、Dダウンも狙えるのでイカサマよりも勝率を上げることが期待出来ます。(アナライズイカサマの方が強い場面もあります)

またホウオウが苦手な物理受けに対してはダウンロードでcが上がることがほとんどで、Cが上がれば裏により大きな負担を掛けられますし、ダイマックスを強く切ることもできます。

また、ダウンロードの発動を見せることで、相手にでんじはの警戒をさせにくくするという点もメリットとなる場合があります。

 

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トリトドン@たべのこし
特性:よびみず
性格:なまいき
実数値:218(252)-103-89(4)-112-147(252+)-53
ねっとう じしん あくび じこさいせい 

ホウオウやポリゴン2では対処ができないカイオーガ入りに対して選出するためにHD振りで採用しました。

持ち物はあくびとの相性が抜群なたべのこしとしています。

サブウェポンのじしんは、めいそうカイオーガに対しての打点となるため採用しましたが、みがわりが割れないことがほとんどだったので、ドわすれ等他の技を検討してみても良いかもしれません。

対戦を重ねるにつれてカイオーガ入りの構築以外に対してはほとんど選出しなくなっていきましたが、カイオーガ入りに対してはしっかり活躍してくれたのでよかったです。

 

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ガラルヒヒダルマ@こだわりスカーフ
特性:ごりむちゅう
性格:ようき
実数値:181(4)-190(236)-76(4)-45-77(12)-161(252+)
つららおとし フレアドライブ ストーンエッジ とんぼがえり 

スカーフを持たせることで環境に多いザシアンやサンダーなど多くのポケモンに対して強く出ることが出来るのと、とんぼがえり→受けという強い動きを取り入れることができるため採用しました。

軸であるホウオウが特に苦手なランドロスに対して強いという所がとても相性がいいです。

技構成は、タイプ一致氷技のつららおとし、ザシアンなどの鋼タイプに抜群をとることのできるフレアドライブ、ホウオウやヒートロトムへの打点となるストーンエッジ、対面操作ができて受けとの相性も良いとんぼがえりとしました。

努力値振りは、ダウンロードでAが上がる調整かつHPをステロダメージ4回で落ちないようにしたかったため、上記の努力値振りとしました。

 

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メタモン@きあいのタスキ
特性:かわりもの
性格:おだやか
実数値:155(252)-61-68-68-110(252+)-69(4)
へんしん 

ここまでの並びで、積まれた時に切り返す手段が乏しく感じたため採用しました。

この構築においてはスカーフを持たせる優先度がヒヒダルマの方が高いということで、今回はきあいのタスキを持たせました。

技を打ち分けられるという点ではスカーフよりも優れていますが、同速対決になってしまうのを恐れて選出があまりできなかったです。

もっと最適なポケモンがいるかもしれないので、この枠は要検討です。

 

選出と立ち回り

この構築の基本的な選出パターンは大きく分けて3通りあります。(どれにも当てはまらない選出をまれにすることもあります)

① 3サイクル選出 ② 2サイクル1攻め選出 ③ 2攻め1クッション選出

 

① 3サイクル選出

ホウオウ+ポリゴン2トリトドン

受けの相性補完の取れた3体でサイクルが成立しそうなときはこの選出をします。

カイオーガ入りにこの選出をすることが多いです。

立ち回りは、基本的に受けるべきポケモンで相手の攻撃を受けつつ、必要な場面でダイマックスを切って数的有利を維持することを意識しながら戦います。

数的有利を維持するというのが1番大事なことなので、たとえポリゴン2が体力1で倒される寸前でも残す選択肢が適切かどうかを考えます。

また、この選出をする場合はTODになることを視野に入れて立ち回ることも大切です。

ちなみに、ホウオウとトリトドンの2体でサイクルをすることで、ステロあくびループを成立させないこともこの構築の強みです。

 

② 2サイクル1攻め選出

ホウオウ+ポリゴン2orトリトドン+ザシアンorヒヒダルマorメタモン

3体のサイクルを回すことが難しかったり、ザシアンやヒヒダルマが相手の構築に刺さっている時はこの選出をします。

最終日は8割くらいはこの選出パターンでした。

立ち回りは、2匹でサイクルを回しながら相手のダイマックスを上手くいなし、こちらのダイマックスを通すパターンが多かったです。

また、3サイクル選出同様TOD展開になることが多いので、回復ソースのない攻めポケモンは無駄に削れないように意識することが重要です。

 

③ 2攻め1クッション選出

ザシアン+ヒヒダルマorメタモン+ホウオウorポリゴン2orトリトドン

相手の構築にカイオーガがいるのにトリトドンが選出しにくい、のような特定の場合には対面的に戦うことも視野に入れます。

この選出では、もちろん数的有利を取るに越したことはないですが、1剣舞ザシアンを通す、相手の黒バドレックスをメタモンでコピーして通すなど、相手の構築に通すポケモンを選出・立ち回りの中で決めていくことが大切です。

 

シーズン27結果

TNつきね 最終11位/2103

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